1ヶ月40冊以上の絵本を読む2歳児
息子は絵本が大好き、本当に好き。
「眠いよ~」とかなりグズって寝室に向かっても、お布団に付いたら必ず絵本を持って待っています。そして1冊読み終わると必ず聞こえてくる言葉「もういっかい」久しぶりに横になる私の用が先に寝そうと思いながらも、息子のため!自分を奮い立たせて寝落ちしないように読んでいる毎日です。
絵本は人生を豊かにする
こんな言葉を育児本で見かけ「ちょっと言い過ぎなんじゃないの?」なんて思っていた私の身体に、今この言葉が着々と沁みてきているなんて…。2歳児、いや0歳児は言葉の意味を理解できません。だから絵本なんて意味ないでしょ!って思う方も多いと思います。(某新米パパのタレントさんも仰っていました)
でも、幼児期から絵本を読み聞かせることは子どもの将来に繋がるといっていいほど重要なものだったのです。
なぜ絵本の読み聞かせが重要なのか
言葉の意味が分からない0歳児にも、絵本を読み聞かせるのにはただの暇つぶしではなくきちんとした理由があります。生まれてたての赤ちゃんは「この世初めまして、こんにちは。状態です。」そんな赤ちゃんが言葉を話すのは大体1歳半ごろ。(息子は2歳でした)個人差はありますが、生まれて数年でお喋りができるようになるのは素晴らしいことです。字も読めない赤ちゃんが、言葉を習得するにあたって大切なのが「耳」。いかに沢山の言葉に触れてきたかが言葉の取得、さらには子どもの将来に大きな差をつけるのです。
普段私たちは、日常生活の中で多くの単語を話しているようで、実は決まった単語ばかり言葉にしています。バリエーションに富んの言葉を赤ちゃんに触れさせることは難しいですね。しかも核家族の第一子ならなおさら。言葉が飛び交う時間が少ないので赤ちゃんが耳にすることも少ないです。ある研究では、高学歴・高収入の家庭と低学歴・定収入の家庭では耳にする単語の数に明らかな差があり、それが学力に直結したことが分かっています。親の学歴はもうほぼ変えることができませんから、そこを絵本で補うのです。「子どもの将来のため」に絵本の読み聞かせはとても重要な役割を果たしてくれます。
また、赤ちゃんにとって“覚えやすい言葉”があります。それは「オノマトペ」キラキラ・もぐもぐ・つるつる…など日本には沢山のオノマトペがあります。乳幼児用の絵本にはオノマトペがたくさん使われているので、赤ちゃんも楽しく言葉を習得することができます。
絵本は育児の救世主!
毎日の育児を思い返してみください。もちろん楽しいことも沢山ありますが、おうちには私と言葉の通じない赤ちゃんの2人きり(パートナーが在宅勤務の場合もありますが)、もうヘトヘトで依然描いていたキラキラ育児とは全く異なり、隙があれば寝たい…。頼む息子よ、寝ておくれ。そんな状況ではありませんか?私はそんな生活でした(笑)
そんな中で積極的に息子に話しかける気力なんて残っていません。SNSを見ていると意識高い系ママが育児状況をUPしていて「ほかのママはこんなにしてあげているのに、私はダメだ…」そんな自己嫌悪さえ起こってきそうです。そこで育児者のボキャブラリーが少なくても、ヘトヘトで語り掛ける気力がなくても絵本を読めば解決!【赤ちゃんに浴びせる言葉のシャワー】【子供のために何かしてあげている自己満足】【子供のとの持て余した時間の有意義化】すべて絵本が解決してくれます。「よし、子どもにこれだけやってあげた!」っていう自己満足って結構重要だと思っています。特にこの時期はホルモンの関係でナイーブになってますので。
絵本大好きマンになった息子
運よく徒歩5分の場所に図書館があり、0歳児から図書館に通い詰めていた息子は絵本が大好き。最近の口癖は「本借りたい。」もう奇跡のような発言です。2歳1ヶ月でもちろん文字は読めないので私が全て読んでいるのですが、同じ本を何回も読んで読んで!とせがんでくるので「この本、私が飽きた…」と思っていたら、なんと先日絵本のページをペラペラめくりながら1人で本を声に出して読んでいたのです。これには本当に驚きましたが、何回も読んで!と言ってきたのは本を自分でも読めるようになりたかったんだな。と嬉しくなりました。
2歳がハマってる絵本
そんな息子も絵本であれば何でもよいというわけではありません。イラストが可愛い、言葉が面白い、知ってるものが沢山出てくる、最近覚えた言葉が出てくる。など自分に身近なものやワクワクするものが好きなのですが、そな息子のお気に入り絵本を紹介します。(私も大好きな絵本ばかりです)
【オノマトペが沢山出てくる本】
【物語が気に入ってる本(多分)】
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今日から読み聞かせよう!
読み聞かせには魅力がたくさん!子どもに沢山の言葉を浴びせるためにも種類豊富に絵本を用意して様々な言葉のシャワーを一緒に浴びせましょう!
1歳半検診~発達についての心理士面談~
発達についての第一関門
「一歳半検診」
産まれて1年6ヶ月しかたってないのに
・その期間で習得すべきものを習得できているか
・コミュニケーション能力はあるのか
それらをチェックシートや日常の様子で判断されます。そして一歳半検診で引っかかった子が行うのが
「心理士面談」
詳しく言えば発達専門の心理士との面談です。
何十人、何百人という子どもを見てきているからこそ
見極める能力も判断材料も豊富で、
そのまま過ごしていいのか、用経過観察なのか、療育に通うのか…
たった1時間の面談で伝えてくれます。
息子は一歳半検診を行った時、1歳7か月でした。
ですが言葉はまだ出ていません。
積み木も積めません。
絵本や図鑑が大好きなので
モノの名前は覚えているとは思うのですが
本への指差しは気まぐれ
おもちゃなどモノへの指差しはしません。
一歳半検診のチェックリストを記入していても
○○できますか?いいえにチェックすることも多々。
「これは引っかかっちゃうかな~?」と思いながら
迎えた1歳半検診当日。
一通り終えた後、
「よければ心理士さんと相談しますか?」
……やっぱり。
でも逆にチャンスかなと思い前向きな気持ちで
心理士さんと面談することにしました。
心理士さんがいるお部屋に入ると
おもちゃが沢山!
息子はおもちゃのところに駆け寄りすぐに遊び始めます。
その間私は息子の好きな遊びや歌、好きな食べ物
生活リズムなど質問に答えていました。
すると息子が入口の方へ。
心理士さんは「お外にでるの?もうちょっとお部屋で遊べるかな?」
と声をかけていましたが
「まただ。はじまった。」
と思いました。
息子はドアの開け閉めが大好きなのです。
何回でも何十分でも続けてやってます。
楽しそうにやるのではなく、仕事のように黙々と開け閉めするのです。
その様子を見て心理士さんは納得した様子でした。
自閉症スペクトラムの子の特徴として
「扉の開け閉めが好き」
というのがあるようです。
お部屋にあったおもちゃも実は発達を見るためのもの
型はめパズル(○△◇)やカギを差し込むおもちゃがありましたが
息子は適当に置くだけで全然パズルがハマってません。
結果は……………
経過観察。
「2歳のお誕生日を迎える月に再度面談しましょう」
となりました。
事前に多少の心構えをしていたつもりでも、
実際に「再度面談」と言われると胸が痛くなります。
引っ越しをしてしまい市によって体制が違うとのことで
2歳のお誕生日月の面談はなくなってしまいましたが
2歳1ヶ月になる今月、初めての療育に行ってきます。
「語りかけ育児」ってなに?
「語りかけ育児」って言葉
耳にしたことありますか?
誰が見ても言葉の発達が遅い息子。
息子は手がかかりません。
めったに泣かず基本ニコニコ^^
一人遊びも得意で何時間放置していても楽しく遊んでいます。
ただ、飽きると「遊んで―!」とやってきたり
息子が来なくても私が気まぐれで話しかけるとニコニコしたり。
本当に手がかからないから
私は好きにTVを見たり、家事をしたり、スマホを見たりしていました。
息子に話しかける時間は圧倒的に少なかったです。
こうやって書くと育児放棄のように思えますが
育児本を読んだり、絵本の読み聞かせはしていました。
そう、
コミュ力が高くない、おとなしめの性格な私は
息子にどうやって接すれば良いのかわからなかったのです。
育児本を読んで、絵本の読みきかせが良いということを知り
それだけは行っていました。
でもコロナを過度に恐れていた私は
友人や両親とも合っていないから
本当に自分流で息子と接することしかできない。
育児本&ネットで情報収集する日々………
そんなある日 、
育児本を読んでいると
「語りかけ育児」
という言葉と出会いました。
「語りかけ育児?なんだそれ?」
と思っていましたが、読んでみると
1日30分間TVやその他の音を消し、話に集中できる贅沢な空間を作ります。
遊びながら
「○○くんのおてて柔らかくて気持ちいいね~。ほっぺもぷにぷに~」
「あれれ?可愛いおめめでママのこと見てるの?」
など子どもに沢山の言葉を語りかけてあげるみたいです。
(実際には会話の様子は書かれていませんでした。私の憶測です。)
本を読んだその日やる気に満ち溢れて
「語りかけ育児」を行いましたが
本当に疲れる。
普段主人としか話していないし、
息子に話しかけてもニコニコしているだけで
会話にならないから私が一方的に話しているだけだし
ネタは尽きるし……………
「毎日こんなことしないと子供って喋らないの?」
それが実際の感想でした。
コロナで外出できず知らず知らずのうちに
ストレスが溜まっていたのもあったと思います。
その当時(息子1歳半)「語りかけ育児」は2日で終わりました。
さて、今2歳になった息子。
お喋り遅いです。圧倒的に遅いです。
2歳の誕生日はパパ・ママも言えませんでした。
つい最近「語りかけ育児」の存在を思い出して
久々に行ってみたところ
・息子がニコニコ嬉しそう!
・キャッキャ言って私の目をまっすぐみてくる!
こうなると私の方も楽しくなってきてどんどん語りかけが進みます。
嬉しくなったと同時に
「やっぱり子どもが話せるようになる=語りかけの量」なんだ。
もっと小さいころに語りかけをしてあげればよかった。
息子の可能性は親次第でどうにでもなるんだ。と思いました。
とはいえ息子はまだ2歳。
絵本と同時に「語りかけ」を大切に、
お話が上手になる日を楽しみに待ちたいと思います。
*1:ツンツン・キラキラ・すべすべなどの擬音語・擬態語
うちの子って言葉遅いの?1歳6ヶ月なのに何も言えない息子
息子が生まれたのは2019年4月。
私の周りは出産ラッシュだったのですが
1学年上の子が多く同学年のお友達はパラパラ…
SNSなどで友達の子どもが喋っている様子がUPされると
うちの子ももうすぐ喋るんだな~♪最初はママかな~♪
と胸を躍らせワクワクしていました。
ただ、息子には気になることが…
「1歳6ヶ月を迎えたのに喋らない」
少し調べると
「男の子は遅い」「1人目は遅い」
と書いてあり、だよねー!となりました。
うちの子は動くのが好きなのか
◎寝返り3ヶ月
◎ハイハイ6ヶ月
◎歩き始め11か月
といずれも早めだったので、お喋りも早いかなと勝手に思っていたのです。
それに息子が1歳になる前から新型コロナウイルスが流行り
過度に恐れていた私はこの半年間息子を外に出していませんでした。
(外出はベランダor広い公園のみ)
人に会うなんてもってのほか。
友達・ばあば・じいじ、誰にも会わず息子と2人で過ごす日々
(夫は仕事で20時ごろ帰宅)
思い返せばTVばかりみて、声掛けもあまりできていませんでした。
だから大丈夫だろう!1歳半検診に行っても喋ってる子なんて少数でしょ?
とさえ思っていたのです。
でも調べているうちに気になる言葉も出てきました。
まさかうちの子が…ね。
ないない!でも……と心配性&安心したい気持ちから
私は
“検索魔”
になっていきました。
調べるにつれて不安な気持ちが大きくなっていきます。
だって…………
「バイバイができない」「寝転がりながら電車遊びをする」
「扉の開け閉めが好き」「指さしをしない」
「帽子を被ることを嫌がる」
自閉症のチェックリストに出ていたものですが
全部当てはまるんです。。。。
本当に全部です。ぜんぶ。そうぜんぶ。
私はさらに検索魔になっていきました。
「言葉の成長は個人差が大きい」
「男の子より女の子の方が早い」
「その子の性格にもよる」
「子どもの要求を汲み取れる母親だと言葉が遅い」
「言葉の爆発期が2歳ごろくる子もいる」
という励まし?の記事もあれば
「早く診断したほうが早期療育で良くなる」
「運動機能は早いという子も多い」
など気になる記事もやっぱり出てきます。
でも、確実に後悔したことが1つあります。
それは語りかけを行ってこなかったこと。
子どもの耳に届く単語数が少なければ、習得も遅い。
こんな当たり前のことに私は気づかず
「パパ」「ママ」と教えていたのです。
そして迎えた1歳半検診。
周りの子たちは普通に喋っていました。そう普通に。
「ママ~ママ~」「イヤ!」
ビックリしつつ自分を責めました。
私の接し方が悪かったんだ………
うちの息子はやっぱり言葉が遅かったのです。それもかなり。
更に心配になりましたが、大切な事を1つ学びました。
「子どもはその子のペースで一生懸命成長している」
こんなに毎日一生懸命生きているのに
「うちの子もしかして…」なんて思いながら接していたことに
恥ずかしくなりました。ごめんね。
母親・父親が不安な気持ちでいるとそれが子どもにも伝わってしまします。
“今この瞬間”の可愛い息子を思いっきり愛そうと思いました。
人と同じじゃなくても良い。自分のペースを大切に頑張れ息子!