1歳半検診~発達についての心理士面談~

 

発達についての第一関門

 

「一歳半検診」

 

産まれて1年6ヶ月しかたってないのに

 

・その期間で習得すべきものを習得できているか

・コミュニケーション能力はあるのか

 

それらをチェックシートや日常の様子で判断されます。そして一歳半検診で引っかかった子が行うのが

 

「心理士面談」

 

詳しく言えば発達専門の心理士との面談です。

何十人、何百人という子どもを見てきているからこそ

見極める能力も判断材料も豊富で、

そのまま過ごしていいのか、用経過観察なのか、療育に通うのか…

たった1時間の面談で伝えてくれます。

 

 

息子は一歳半検診を行った時、1歳7か月でした。

ですが言葉はまだ出ていません。

 

積み木も積めません。

 

絵本や図鑑が大好きなので

モノの名前は覚えているとは思うのですが

本への指差しは気まぐれ

おもちゃなどモノへの指差しはしません。

 

一歳半検診のチェックリストを記入していても

○○できますか?いいえにチェックすることも多々。

 

「これは引っかかっちゃうかな~?」と思いながら

迎えた1歳半検診当日。

 

一通り終えた後、

 

「よければ心理士さんと相談しますか?」

 

……やっぱり。

 

 

でも逆にチャンスかなと思い前向きな気持ちで

心理士さんと面談することにしました。

 

 

心理士さんがいるお部屋に入ると

おもちゃが沢山!

 

息子はおもちゃのところに駆け寄りすぐに遊び始めます。

 

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その間私は息子の好きな遊びや歌、好きな食べ物

生活リズムなど質問に答えていました。

 

すると息子が入口の方へ。

心理士さんは「お外にでるの?もうちょっとお部屋で遊べるかな?」

と声をかけていましたが

 

「まただ。はじまった。」

 

と思いました。

 

息子はドアの開け閉めが大好きなのです。

何回でも何十分でも続けてやってます。

 

楽しそうにやるのではなく、仕事のように黙々と開け閉めするのです。

 

その様子を見て心理士さんは納得した様子でした。

 

自閉症スペクトラムの子の特徴として

「扉の開け閉めが好き」

というのがあるようです。

 

お部屋にあったおもちゃも実は発達を見るためのもの

型はめパズル(○△◇)やカギを差し込むおもちゃがありましたが

息子は適当に置くだけで全然パズルがハマってません。

 

結果は……………

 

 

経過観察。

 

 

「2歳のお誕生日を迎える月に再度面談しましょう」

 

 

となりました。

 

 

事前に多少の心構えをしていたつもりでも、

実際に「再度面談」と言われると胸が痛くなります。

 

 

引っ越しをしてしまい市によって体制が違うとのことで

2歳のお誕生日月の面談はなくなってしまいましたが

2歳1ヶ月になる今月、初めての療育に行ってきます。